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 企画について 

近年、医科学生オーケストラ(通称医オケ)として日本の医療を担う医科、歯科、薬科、看護科をはじめとする医科系大学の全国の学生が結集し、一つのオーケ ストラを編成し、交響曲を演奏するという壮大な活動が数多く行われています。数々の医オケがある中、2010年度に医療系大学に入学した我々は医オケの良 さを活かし、「良いホールで大きい曲に挑み、みんなで一つになる演奏会をして卒業したい」、「全国から参加してもらうために合宿をしたい」、「医オケの企 画を多くの人に知ってもらいたい」という様な声が上がりました。  そこで我々は2010年に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」に因み、 「交響楽団はやぶさ」を結成しました。この名前は数多くのミッションを達成する強い意思をもち予期せぬ様々な苦難を乗り越えた小惑星探査機「はやぶさ」 と、勉強を本分としつつまだ見ぬ道への壮大な目標を目指す強い意思をもち困難を前にしても決してあきらめない不屈の精神をもつことを目標とした我々を重ね あわせて命名されました。  本演奏会においては、様々な背景や個性を持つアマチュア音楽家が全国から一同に会し、世界屈指のホールで あるサントリーホールにてマーラーという大きな存在に立ち向かいます。それぞれの学生は信頼の置ける先生方の指導の下、心をひとつにして練習を重ねます。 本企画では全国の学生が参加できるように、演奏会の前に合宿も行い、集中的に練習しつつ親睦を深めます。話し合いや運営は基本的に学生のみで行い、演奏会 の実現に向けて尽力しております。また、我々は特定非営利活動法人友情の架け橋様の力をお借りしつつ、国家試験などを控え、忙しいことが多い学生でありな がら少しでも社会に役立てることはないかと考えました。数多くの打ち合わせの結果、本演奏会における売り上げの一部は国境なき医師団日本支部などへの寄付 を通じてささやかながら社会貢献を行うこととなりました。 我々は小惑星探査機「はやぶさ」が大きなミッションに立ち向かったように音楽に真剣に取り組み、社会貢献という目標に立ち向かいます。 

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